うつ病 正常なうつ状態

「うつ病」と「正常なうつ状態」の違いとは?

うつ病の種類は色々ですが、まず「正常なうつ状態とは何か?」ということを知っておきましょう。

 

■正常なうつ状態

 

誰でも、大事な人や大切にしていた物を失うことがあり、これを心理学的には「対象喪失」と言います。
例えば、結婚相手・恋人の死、離婚、家族・ペットの死、などです。

 

また、「誰かの死」だけでなく、地位を失う、財布を無くすなどの「物の喪失」でも、こうした喪失体験は起こります。

 

で、誰もが経験していると思いますが、こういう状況になれば、誰でも抑うつ感情を覚えます。
これ自体は「正常なうつ状態」なのです。

 

人はこうした状態に陥ると、楽しかったことを思い出したり、忘れるためにスポーツやカラオケに夢中になったりするなどして、何とかこの状態を克服します。

 

これを「悲哀の仕事」と言います。

 

■うつ病

 

大抵の人はこれに成功し、立ち直っていくのですが、まれに立ち直れないケースがあります。
これを「うつ病」と言うのです。

 

「悲哀の仕事」を乗り越えるために大切なのは、

 

「苦しい仕事でも投げ出さない」

 

ということです。


当然といえば当然ですね。自分の人生だから、自分本人が動かないことには、どうしようもないのです。

 

が、この「苦しくても投げ出さない」というルールや励ましは、うつ病の人をますます追い込むものです。
ここがうつ治療の難しいところです。

 

うつ病になる前に、この「苦しくても…」が実行できていれば、無事に「悲哀の仕事」を乗り切ることができ、うつ病の発症を未然に防げるのですが…。

 

「予防が大切」というのは、ケガや病気に限らず、うつ病の世界でもやはり同じなのですね。

 

だから、何かやりたいことがあったり、「これを手に入れたら楽しい気分になれる」というものが、自分の中でわかっている場合、思い切ってやればいいのだと思います。

 

一見ぜいたくしているようでも、実はそれがうつ病の「予防」になっているのです。
そうすれば、うつ病で退職したり、うつ病で休職したりする必要もありません。(うつ病で退職・休職することを否定しているのでは、もちろんありません)

 

でも、どうしてもそれが出来ずに、うつ病になってしまうこともあるでしょう。
そういう方のために「傷病手当金」という制度があります。うつ病による休職・退職中も給料の3分の2が支払われる制度です。

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