うつ病 障害年金

傷病手当金が支給終了した場合

傷病手当金受給して1年と6カ月を過ぎても病状の回復が見込めず、働き始める事が困難な場合はどうすればいいのでしょうか?

 

そういう場合は障害年金制度を利用するのが得策と言えます。

 

よくある質問の一つに、障害年金制度はうつ病や総合失調症など、精神的なものでも該当するのかという心配がありますが、傷病手当金をうけることができたということなら、それが例えうつ病でも、十分にトライする価値があります。

 

障害厚生年金はその障害の度合いに応じて等級を定めており、厚生年金に加入していた場合には、障害厚生年金1級、2級、3級から一時金の4級までがあり、1級、2級に認定されれば、障害基礎年金(国民年金)も受給できます。

 

厚生年金加入中でないと認定されないということはなく、初診日(最初に変調を感じて医者に行った日)に厚生年金加入中であれば障害厚生年金が、国民年金加入中であれば、国民年金だけが支給される可能性があるということです。

 

初診日にどの年金制度に緩急していたかが重要なんです。
一度確認をしておくといいでしょう。

 

障害年金に関して言えば、実際に障害を持っている人の多くが、障害年金制度を深く理解していないというのために、未だ障害年金を受給していない人が多いという現実があります。
またこちらも傷病手当金と同様に、複雑な手続きを要しますので、受給を希望している方は、望めばすぐに利用できるモノではないということと、受給が決定しても、すぐにお金が振り込まれるワケではないということを、よく理解しておきましょう。

 

障害年金と傷病手当金の同時受給は可能なのか?

傷病手当金と障害年金とは同時に支給はされません。

 

正確には名目上支給されたとしても、それは差額になるので、どちらか一方だけ受給をしているのと大きな差はありません。
ただし、同一の傷病に対して障害年金と傷病手当金の受給は不可能ですが、同一でない場合の傷病の場合、同時に受給も可能になります。

 

また、月給などの所得がある場合、傷病手当金の支給は減額ないしは支給されませんが、障害年金は所得制限はありません。(一部の障害年金は除く)

 

つまり、働いているという理由で障害年金が不支給になることはありません。

 

 

いずれにせよ、傷病手当金と障害年金の同時受給が出来る場合と言うのは稀であることを、理解しておいたほうがいいでしょう。

傷病手当金と障害年金の同時受給

よくある比較のひとつに傷病手当金と障害年金があります。
どちらも社会保険制度の一つですが、その仕組みは大きく違います。

 

まず最初に障害年金とはどういったものかというと、支給要件は二つあります。

 

  1. 保険料納付期間が加入期間の3分の2以上あること。(ただし、3分の1以上の滞納があっても初診日の属する月の前々月までの直近の1年間に保険料の滞納がなければOK)
  2. 20歳未満で診察を受けた人が障害状態のまま20歳を越えたとき。または20歳以後に障害状態に陥ったとき。

 

となっており、基本的には被保険者であることと、障害認定を受けていれば支給される様になっています。

 

では障害認定を受けるにはどうするのかというと、傷病手当金との違いはここで現れます。
傷病手当金の場合は最長1年と6ヶ月に渡って支給されることになっていましたが、障害年金の場合は、1年と6ヶ月より後からが障害認定の条件になります。

 

例えばうつ病で医師に診察を受けたとします。そこから1年と6ヶ月後に再度診察をしてみて、完治せずに障害が残っている状態があれば、障害として認定されます。

障害年金の障害等級を知る

いわゆる精神疾患と呼ばれるものは、主に、統合失調症、躁うつ病、非定型精神病(非定型うつ病)、てんかん、中毒精神病、器質精神病、その他の精神疾患、と言う風に分けられています。

 

医師が傷病手当金申請書に記入をする際には、こういった部分を実際に確認をして、判断をした後に記入をします。

 

一方、障害年金の場合は等級を決めています。

 

 

等級1級に定められている要件は、

 

精神障害が日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度

 

という風に記述があります。

 

これは日常生活において自分で出来ることが少なく、そのほとんどに他人のサポートを必要する程度の障害が現在ある人が1級になります。
うつ病の場合には高いハードルです。

 

 

これが2級になると要件は変わり、

 

精神障害の状態が、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度

 

とあります。

 

これは常他人の助けが必要ではないが、健全に日常生活を営むのは困難である場合、これに当てはまります。

 

 

3級では

 

精神障害の状態が、日常生活もしくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活もしくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度

 

となっています。

 

これは他人のサポートは必要がないが過度のストレスが生じた場合などに、うつ病の症状が出たり発作として発症する場合は3級になります。

 

うつ病で障害等級の1級はかなりハードルが高いので、2級あるいは3級の障害等級になるのが現実的です。

 

受給額としては、個人差はありますが、

 

3級・・・月額6万円
2級・・・月額10万円〜18万円

 

といわれます。
2級と3級では大きな額の開きがあるため、2級に認定されることをめざすべきです。

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