うつ病 労務不能

労務不能という状態

傷病手当金の支給要件は3日間の連続した休みがあった上で、労務不能と認められた4日目以降から休んだ日数に対して、支給される仕組みになっています。

 

では、労務不能というのは一体どういう状態なのでしょうか?

 

労務不能という状態は、その被保険者が現在携わっている職種や、仕事量、うつ病での申請の場合はストレスの度合いなど、を社会的通念に基づいて判断を行います。

 

もっとシンプルに言うと、どういった仕事をしていて、その仕事量はどの程度あって、休みはどのぐらいあって…と言うような個人一人ずつに、違った職場環境がありますので、そういった点を加味しながら、医師が判断を下します。

 

労務不能と認められた場合には、診療を受けずに自宅で療養をしている期間があっても、それは療養期間として認められますので、傷病手当金は発生します。

 

しかし、あくまで医師が労務不能であると認めないことには傷病手当金の支給は得られないということになります。

 

患者の内面のことなので、診察する側の医者にとっても病状の判断が難しいですし、患者との対話のなかでしか判断できない部分も多くあるわけです。

 

また、うつ病を原因とする傷病手当金の申請自体にそもそも難色を示す医者・・・も当然います。

 

そこで、医者を変えてみる、医者に症状を正確に把握してもらう努力する・・・などが必要になってくるわけです。

 

 

また、退職した日も傷病手当金を受けるためにはとても重要になってきます。

 

例えば、連続して3日間休んで、(欠勤・有給休暇・公休日いずれも可)4日目も欠勤し、5日目が退職日だったとします。

 

3日間連続して休んだ(待期期間といいます)ことで、まず待期期間の要件はクリアします。
その後、労務不能とされた4日目も休んでいるので、傷病手当金の要件をクリアします。

 

最後の5日目は、最後の在職日ということで、職場のみんなに退職のあいさつ周りをするために出勤したとします。

 

すると、退職日は出勤日となり、労務不能の要件はリセットされてしまいます。

 

なんとこの方は、

 

最後の退職日に出勤したがために、傷病手当金を貰えなくなってしまったのです。

 

 

退職後も傷病手当金を継続してもらうためには、

 

最後の退職日は、欠勤するか、有給休暇で短時間だけ顔を出すか、公休日であること

 

が必要です。

 

 

 

 

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